2013年6月26日水曜日
Flashムービー黄金時代が思い出される一本―One Finger Death Punch―
小小(シャオシャオ)作品というものをご存知だろうか。
中国人の方が作ったFlashムービー作品で、ニコニコ動画が始まる前にあったいわゆるFlashムービー全盛期に流行ったもののうちの一ジャンルだ。
内容は棒人形がカンフーアクションをして多数の敵をなぎ倒していくという内容なのだが、
その流れるようなアクションや棒人間なのにリアルっぽい流血描写によって人気が出たシリーズで、本家以外にも似たような作品が別作者によって多数製作されるなどした。
それと紹介しているゲームに何の関係があるのかというと、まずは動画を観てもらいたい。
↓小小作品
↓そして本作
似ている・・・
どちらもカンフーアクションで棒人間という点で何となく似ている・・・
小小作品に影響を受けたのかどうかはよく調べてないのでわからないが、
そういった小小作品のようなスタイリッシュなアクションが楽しめるのがこのゲームの特徴だろう。
操作は極めて単純でXボタンとBボタンがそれぞれ左右の攻撃ボタンとなっているので、
敵が範囲内に入って来たら・・・
打つべし!打つべし!
たったそれだけだ。まぁリズムゲーのようにポンポンとボタンを押すゲームだ。
単純でつまらなそうにも聞こえるが、単純だからこそ面白いというものもある。
それがこの作品だとも言えるだろう。
敵にもバリエーションがあって一撃で倒される雑魚敵の他にも、
複数発攻撃を耐えたりこちらの攻撃に耐えサイドを変えてその隙に攻撃してくるカラー付きの敵、
表示されるボタンを次々に押して倒さなければならない王冠を付けた強敵もいて、
それがこのゲームの難易度を高め、やりごたえのあるものにしている。
他にもゲームを有利にするスキルや、攻撃にバリエーションを持たせたり強化する武器、
敵を吹っ飛ばすとぶっ壊れるオブジェクトも中々に気持ちいい。
ゲームもただ雑魚と戦うだけでなく、時間制限が付いたり、ライトセイバーやヌンチャクでなぎ倒すものや、敵が見えにくい雷雨のなかで戦うもの、敵の色が全部同じでカラー付きの敵がわかりにくくなるレトロフィルム風のもの、ボスと1対1で戦うものやオブジェクトを敵を吹っ飛ばして規定数壊したりするものもある。どこまで敵を倒せるか試したいという人にはサバイバルモードもある。
ステージ数もかなりのもので、僕は昨日DLして相当プレイしたと思うのだが最低難易度のSTUDENTもまだまだ先は長そうだ。インディーズゲームで配信されていてこのボリュームはかなりのものだろう。
このゲームはPCやXBIGで配信されていて、XBIGでの値段は80MSP。
興味が出た方もそうでない方もまず体験版をDLしてプレイしてみて欲しい。
Flashムービー全盛期の事が思い出されて懐かしい気持ちになれたり、その体験がなくともゲームのアクションの気持ちよさにハマるはずだ。
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