2013年11月20日水曜日
CODゴーストのキャンペーンに対する文句ネタバレ付き
つい先日発売されたCODゴースト、しばらく放置して昨日ぐらいにやっとこさキャンペーンをクリアしたので感想でもと思ったが,ちょっと文句が多めになりそうだったのでこんなタイトルをつけた。
ではちょっと気になった点を書こう。
・魅力に欠けるバディ、チームメンバー
これがちょっと気になったかなと思ったり。
MWシリーズでは主人公にプライスという相棒がいたし、BO1ではウッズ、レズノフでBO2ではウッズの孫ハーパーがいた。
正直、今作ではチームメンバーや、一緒に行動する主人公の父親、兄よりも敵のボスのロークの方がキャラが立っていた。
味方達はゴーストにしちゃほとんど影も形もなさすぎてイマイチだった。
・ボス、ロークのキャラ立ちのし過ぎ感
さきほど書いた通り敵のボスであるロークのキャラが異様に立っていた。
そもそもロークはゴースト部隊の一員だったが主人公の父に見捨てられて行方不明になりそののち敵側に寝返り見捨てたゴースト部隊に復讐している。
というキャラで他の誰よりもカッコいいし、強いのでヤバイこいつには勝てねえ感があり
主人公側は完全に喰われている感じだった。
復讐者としてのボスはBO2のメネンデスが記憶に新しい。
そういえばあいつも異様にキャラ立ってたなぁ。まぁ妹の名前叫んでマチェーテで敵兵ぶっ殺してたらそりゃ立つわな。
しかしながらロークが強すぎて最終的になんかやり遂げた感がなかった。
ラストでリボルバー弾を胸にぶちこんでもピンピンして出てくるので
「もうあっちが主人公なんじゃねえの」みたいな感じがしていた。
・カタルシスを台無しにしたエンディング
僕は正直、ゴーストのキャンペーンには期待していた。MW3はあんなにめちゃくちゃな感じだったけれど、最後にはやり遂げたという達成感があった。マカロフを倒し、その余韻に浸り葉巻を吸うプライスと自分の姿を重ねていた。
だが今回は酷い。ラスボスのロークをリボルバーで撃ち殺すことで一応ゴーストの物語は終わりを告げようとしていたのだが、エンドロールに入る直前に実は生きていたロークが自分の操作していた主人公を連れ去っていくのである。
ひどい。
なんというかこの終わり方はロークを倒したという達成感を台無しにしているし、続編が出ますよという明らかな引きで嫌らしいし、その締め方も続編ではどうなっちゃうんだろうというドキドキではなくイライラを残した。
そしてその後に続くのが味気ないスタッフロールとエミネムの歌だ。
なんというか酷いなといった感じだ。
バッドエンドを迎えてもそのイライラを吹き飛ばすようなBO2のように超おバカなエンディングをやってもいいぐらいの空気感だ。
なんというか物語は全体的に最悪だった。
もちろんキャンペーンのゲーム部分は楽しかったし、ステルスが多めなのでなかなかゴーストって感じだなといった雰囲気で進められたのだが、流れが急すぎるし、ミッション一つ一つが短いのでそのミッション単体の面白味を感じることができなかった。
言うなれば平面が多く、起伏が小さいジェットコースターに乗っているようなものだろうか。
少なくとも一回転するコースを走った覚えはない。
纏めるならどっちかといえばBO2のほうが面白かったなぁといった感じだ。
ストライクフォースはクソだけど。
まぁでも面白かったので一応オススメはしておこう。
物語には期待しないほうがいいけれどもね。
2013年9月17日火曜日
第五の自由を与えられたアンクル・サムの新たな戦い―スプリンターセルブラックリスト
先日、前作コンヴィクションから3年ぶりにスプリンターセルの最新作が発売された。
スプリンターセルブラックリスト。前作でサムがサードエシュロンをぶっ壊し、力ちゃんボイスの野郎を少佐ボイスのブスに撃ち殺させるなり撃ち殺すなりしたあとの話だ。
内容はアメリカにテロを仕掛けてくるテロリスト集団「エンジニア」のテロ計画「ブラックリスト」を止めるため、大統領にサム・フィッシャーは対テロ組織「フォースエシュロン」のリーダーとして任命される。歴代大統領が決して認めなかった、国家を守るためなら殺人をも許されるという自由「第五の自由」を与えられて。
基本ストーリーはこういったものだ。前作と比べると物語非常に淡白な感じで少し重厚さには欠けるが、フォースエシュロンという新たなる集団のメンバーとの結束がストーリーを追うごとに固くなっていくのを見られるので決して悪いとは思わない。
復活したエージェントサム・フィッシャーのお披露目としては悪くない感じだ。
エンディング後もこれからもフォースエシュロンの戦いは続く!という感じだったので
これからものちのちのシリーズでフォースエシュロンの活躍を見ることが出来るのだろう。非常にワクワクする。
・選べるプレイスタイル
システムは前作で一新されてからほとんど変わりがない。ボタン配置が変わり、格闘に殺傷、非殺傷の概念が二重スパイから復活したり死体を移動できるといったところだろう。
前作は基本的に敵は全員殺す。見つかっても問題ないよといった感じだったが、
今作は3つのプレイスタイルによって二重スパイ以前のプレイ、コンヴィクションのようなプレイが楽しめる。
見つからないようにし敵は殺さないようにして任務をこなす、
まさに幽霊のようなプレイスタイル「ゴースト」
まさに幽霊のようなプレイスタイル「ゴースト」
見つからないように敵に忍び寄り、
まさにアフリカの肉食獣の如く仕留めるプレイスタイル「パンサー」
まさにアフリカの肉食獣の如く仕留めるプレイスタイル「パンサー」
見つかろうがお構いなし!全員ぶっ殺して黙らせればそれはステルスだ!
サムのボイスも相まってまさにコマンドーなプレイスタイル「アサルト」
サムのボイスも相まってまさにコマンドーなプレイスタイル「アサルト」
その3つだ。それぞれミッション中に起こしたアクションによってスコアが加点されていき、リザルト画面でどれだけどのプレイスタイルで任務を遂行したのか確認できる。
一つのスタイルを極めながらミッションを遂行し、ポイントが一定を超えるとスタイルマスターとなり、スタイルのマークが金色になる。
それぞれ7つのミッションで極めるとスタイルマスター実績が貰えるので狙ってみるといいだろう。
それぞれ7つのミッションで極めるとスタイルマスター実績が貰えるので狙ってみるといいだろう。
・豊富なカスタマイズ
サムは任務を完了することで入金される金を使ってフォースエシュロンの本拠地である航空機「パラディン」のアップグレードや装備のカスタムを行う事ができる。
サムの任務を助けるガジェットは勿論のこと、アサルトかステルスかを選べる任務用スーツ、種類豊富な銃器。金を使ってアンロックする要素は沢山ある。
・楽しい協力プレイ
前作より引き続き、非常にボリュームのある協力ミッションが楽しめる。
フレンド、もしくは知らない誰か、または自分がもう一人のフォースエシュロンエージェント「ブリッグス」となり、サムと共に任務に向かう。
それは共にそれ専用のストーリーモードをクリアしていくものであったり、
敵を殲滅していくミッションであったり、
見つからないように任務をこなすものであったり、
ただひたすらに敵が次々と湧いて出るのを殺し、もしくは気絶させて一定ウエーブを耐え抜いたりするものだ。
専用のストーリーモード以外は一人でもできる。
だが、フレンドと一緒にタイミングよく二人の敵を格闘で倒したり、見つかってしまった味方に向かう敵の裏を取って倒したりしたときにはもうたまらないくらいに楽しい。
自分は味方を発見した敵に向かって素早くスタン弾を撃ち込み気絶させてアシストした時にはもう脳内麻薬がドッバドバでているような状態になっていた。
勿論シングルプレイが十分面白いので協力プレイ目的じゃなくても楽しいのだが、協力プレイをすると非常に楽しい。互いにアシストしながら進めるのがたまらなく面白いのだ。
・FPSとTPSの入り交じった対戦
今作には前作に無かった対戦プレイがある。傭兵VSスパイというものだ。
基本ルール的にはFPS視点の傭兵側、TPS視点のスパイ側に別れてオブジェクトを片方が攻撃、もう片方が防衛する。基本的にはスプリンターセル的なアスレチックな動きをして立体的に動けるスパイ側が強いのだが、傭兵側は武器が強力で防御も硬くスパイ側を見つけられたりスパイ側の能力を無効化出来る装備があるのでそれなりにバランスがとれていると言っていいだろう。
なお、マルチプレイをプレイすると報酬がもらえ、それはシングルプレイ側でも共通で使える。逆もまた然りだ。マルチプレイ側の装備はレベルを上げて貰えるトークンも金と一緒に使ってアンロックしないといけないのが面倒ではあるのだが。
マルチプレイも楽しいので是非買った人にはプレイして貰いたいところだ。
ザッとした紹介だったがいかがだっただろうか。
興味を持った方には是非プレイして貰いたい作品だ。
今作はPS3、xbox360、WiiUと現在出ている全ての据え置きハードで出ているのでかなり手が出しやすいと思うので気になったら手にとって速やかにレジに持っていって頂きたいところだ。
なお、iOS、Android向けのスマートフォンアプリとして「Splinter Cell Black List Spider-Bot」が配信されており、それをやりこんでお金を貯めるとUplay経由で本編のアンロック要素がアンロック出来たり、本編で使えるお金に出来たりするのでプレイしてみるといいかもしれない。
それでは。ロスプラ3の後だとかなり筆が進みますね。
何故カバーシューターにしたのかわからないシリーズ最新作―ロストプラネット3― ※ネタバレあり
先日発売されたロストプラネットシリーズの最新作ロストプラネット3、それをプレイしたがとんでもないクソゲーだったので紹介はせずにクソだった点だけ書きたい。
・異様に近いカメラ
まずカメラだが異様に近い。これまでのロストプラネットシリーズと違って三人称でほとんどキャラの上半身しか映らないくらいに寄っている。そのせいで小さい、もしくは早く移動するエイクリッドが見えにくい。それと後述するホラー的な雰囲気でデッドスペース3のような雰囲気を出したかったのだろうが全体的にチープさが漂う。
・ホラー的な雰囲気
ストーリーをプレイしていくと全体的に暗く、狭い場所ばかりを通らされる。そしてこれから登場させるであろうエイクリッドを少し顔出しさせるなどデッドスペースの雰囲気をしたいのだろうと思わされるが、ビックリ系の演出も弱く、暗くて狭いのもただ戦いにくいだけでホラーテイストに一役買っているとは言いにくい。
・カバーシューターなのに終盤まで続くエイクリッド「だけ」との戦い
終盤というよりラストの引き返せなくなるところまで銃を撃ってくる人類との戦いがない。
それがカバーの動きがあるにも関わらずである。
そうした銃撃的な攻撃を仕掛けて来るエイクリッドはいることにはいるのだが、いつまでも近距離攻撃ばかりを仕掛けてくるエイクリッドとばかり戦い続け、カバーではなく回避行動でゴロゴロするだけのアクションをしているとこれいらなかったんじゃねと本気で想い始める。
最終的にカバーアクションを使うことになった敵は4体ぐらいだろう。
そのうちのひとつはラスボスであり、別にしなくてもノーマル難易度ぐらいなら平気で倒せるというのも問題だろう。
後はエイクリッド2体と兵士。
それだけしか必要な敵がいないのにカバーの動きを入れたのかと思うとなんだか酷いもんだなぁと思わされる。
・自由に使えないワイヤーアクション
ロストプラネットファンには欠かせない要素であろうワイヤーアクション。
適当なところにワイヤーを飛ばし、ギュイーンと立体的な、素早い移動が出来るのが楽しい。
だがそれは今作では出来ない。要所要所で必要になった時に使うだけだ。
今作が酷いと思わされる理由の大きな割合を占めるところだろう。
マルチプレイでもそのせいで酷い事になっていたりするのだが・・・。
・ユーティリティ・リグ戦のQTEまみれ感
今作の目玉といえばユーティリティ・リグという作業用のロボットであろう。
ユーティリティ・リグでの大型エイクリッドとの戦いの画像は中々燃えたぎりそうなものがあった。
が、実際にプレイしてみるとどうだろう。ただ相手の攻撃に合わせてボタンを押し、ドリルを弱点にぶち込むばかりのQTEさながらの動きばかりで面白さのかけらほどもない。
終盤にはユーティリティ・リグ対ライバルのユーティリティ・リグという構図があったりするのだがあまりライバル的なキャラとはそうした確執も全然ないしただ最初殴ってエイクリッドと戦う時と同じことをするだけなので絶望的につまらない。
ラスボスにはこれまでのシリーズの代表的なロボであるバイタルスーツであるのに戦うのはユーティリティ・リグでではなく生身でだ。
なんでや!と叫んでしまった。ストーリーの関係上ユーティリティ・リグはほかのことに使っているのだが、そこはどうにでもなったんじゃないかなと思いつつ死んだ目でラスボスVSを銃撃で破壊したりしていた。
他にも銃のカスタマイズが各一個ずつで酷いとかマルチのバランス悪すぎて話にならない面白くなさだったりとか言いたい事は山ほどあるのだが精神が抉れていくのでここらへんにしておきたい。ただ一ついい点を挙げるとするなら収集要素をコンプ出来るコンプリートモードが存在することだろうか。なお、今作の開発はクソゲーを生み出す事で有名な会社なのだそうで。そりゃ面白くなくなるわ。ということで言いたいのはただ一つ、
買うな。
それではまた。今度は良いゲームの話を書きたいな。
2013年8月16日金曜日
シンプル イズ ベスト?―ipod shuffle購入編
ゲームとは関係ない話ではありますが、
3年ぐらいエロ画像ビューワーとして、音楽再生機として活躍してきた
ipod touchくんがお亡くなりになったのでipod shuffleくんをその後継としてお出迎えした。
このipod shuffle、画面がないので色々と不便じゃないかなぁと思っていたのだが、
ちゃんとプレイリスト選択して再生もできるしボイスでバッテリー残量も確認出来て特に問題もない。
ちょっと問題があるとすればモニターで曲順が確認できないのがちょっとうーんと思う所だが、僕の場合はプレイリストの順番は大体頭に入ってるのであまり関係ない。
なんでipod touchからいきなりipod shuffleに変えたのかと言うと、僕はipod touchにしてからあんまり音楽を聞く為に使ってない事が多いなぁとipod touchがぶっ壊れた時に思ったのだ。
だから音楽聞くだけの音楽プレイヤーを買ってもいいんじゃないかなぁとipod shuffeを手に取ったわけだ。
しかしながらこれがなかなかよかった。 バッグとかあまり好きじゃない自分としてはポケットにいれたりどっかにクリップでかけて持ち歩き易い。
この音量調節、スキップと再生一時停止がドンと置いてあるだけのシンプルな余計なものを削ぎ落としたデザインも良く音楽を聞いていた頃の安物のMP3プレイヤーを思い出す。
こうした無駄なもののないものが自分の欲していたものではなかろうか。
そういえば私の親父も「誰もいずれ無駄のないものを欲しがるようになる」と、今更古い方のドラクエを引っ張り出してやってたりしてたなぁ。
シンプルイズベストと言う言葉はけして古い人間だけの言葉なのではないのかも知れない。
2013年6月26日水曜日
ポストアポカリプスを生き抜くおっさんと少女の一年の旅路―The Last of Us―
6月20日にSCEより発売されたPS3専用タイトルラストオブアス。
『アンチャーテッド』を製作したノーティドッグの新規タイトル。
アンチャーテッドの雰囲気を光とするならばこちらは影。
アンチャーテッドはCERO:Dだったのに対してこちらはZと過激な描写の多い作品となっていた。
・紹介
突如起こった謎の寄生菌の爆発的な流行により荒廃したアメリカ。
20年後経った今も寄生菌の感染者や無法者と化した集団が蔓延り、復興の兆しすら見えなかった。そんな中でボストンにて隔離地域と呼ばれる軍に統制される地域に住む主人公ジョエル・ミラーは、あるトラブルに巻き込まれたことから少女エリー・ウィリアムズを避難所へと連れていく仕事を請け負うのだが・・・?
というストーリーの中で描かれるドラマがこのラストオブアスの主体となっている。
ジャンルとしてはゾンビ系のサバイバルアクションゲームになるのだろうが、全体的に見るとゾンビ・・・今作の場合はキノコ系の菌に侵された感染者との戦闘は少なめ。他の生き残った人間の集団との戦闘がほとんどだった。
・プレイ中に思った事。
やはりグラフィックが中々綺麗だなとオープニングのシーンを見て思った。
勿論、PCの最高画質と比べるとかなり格は落ちるのだろうが。
アンチャーテッドも中々よかったが、今作もそれに引けを取らない。
荒廃した都市の表現も良い。入る家や部屋一つ一つに生活の跡が、混乱の跡がきちんと見えるのが丁寧に作られているという証拠だといえるだろう。
そうした生活の跡や混乱の跡を見てしみじみと感傷に浸ってみるのも中々面白いものだ。
そういう荒廃した街の観光に明け暮れてしまうという魅力が今作にはある。だが、今作はフォールアウト3のようなオープンワールドゲームではなく一本道なために、もっと観光がしたい!と思ってもできない非常に限られた楽しみだ。
音楽も良い。メインテーマの弦楽器の弦の震える音がなんだかじいんとくる。そういえばSTALKERでもギターを弾いていた。こういう荒廃した世界には弦楽器がかなり合うようだなと感じた。
音という所でもいうと環境音もかなりよい。
雨の音や流れる水の音などかなりこだわっているとヘッドホンつけてプレイしていると感じる。
でもその代わりヘッドホン付けていると感染者達が出す音もよく聞こえて怖かったりもするのが難点だろうか。
戦闘はステルス、打撃、銃撃、制作した火炎瓶や爆弾の投擲から成り、それらを上手く使いこなし
つつ他の生存者や感染者と戦っていく。
ステルスする場合にはそこら中に落ちてるレンガやビンを投げて敵を誘導出来るのでそれで気を逸らして回り込むなんて事も出来る。そして敵の後ろに回り込みひっつかんで首絞めやナイフで殺したりする。ナイフは貴重なのであまり使いたくはないが、首絞めと比べて手早くテイクダウンできるためどうしてもという時には使いたい。
打撃はなかなか荒々しいモーションなので気に入ってかなりの頻度で使っていた。壁まで追い詰めると壁にぶつけて倒したりするなどの変化があって楽しい。打撃で弱らせると命乞いをしてくるので、「やめてくれー!助けてくれー!!」「だが断る」チュドーンみたいな流れをやりたい人にはオススメ。しかしながら打撃は結構音が出て他の敵にバレやすいのが難点・・・
そして銃撃。銃撃は遠距離攻撃の一手段だが物資の少ないこの世界では弾薬は貴重。良く狙って撃たないと弾切れで後悔することになるぞ!(した)
最後に製作武器だが、これは貴重な資源を割いて作るものなので非常に使うのを躊躇してしまう。
代わりに犠牲になるのがナイフだったり救急キットだったりするので尚更使いにくいし非常時に作るというのもためらってしまう。だが、その代わりに得られる恩恵は凄まじい。
これらの要素を上手く使って他の生存者や感染者の攻撃をくぐり抜けて行くのがラストオブアスの主な流れだった。
あとはエリーが可愛かったのが好印象だった。
前に出たバイオショックインフィニットのエリザベスに比べるとかなり気が利くわけでもないが、
可愛さでは負けず劣らずだ。口笛を吹いて上手く吹けて喜んだりしているなど年頃の娘のようで微笑ましい。ストーリーが進むにつれナイフや拳銃でサポートするように成長していってくれるのも嬉しい。エリーの成長もラストオブアスでの楽しみの一つなのでジョエルだけでなくエリーにも注目してプレイして欲しい
・最後に
今作はかなりの良作であるとはいえ、始める時のロードの長さや味方AIの行動がバグってさっきやってくれたことをリプレイするとしてくれない、クリッカーの掴みに反撃する技を身につけるのに時間がかなりかかるなど不満点も多い。海外レビューでは満点を取りまくった本作だが、自分としては7、80点くらいが妥当だと思っている。
しかし、ノーティドッグの送り出してきたプレイする映画としてのゲームのPS3での終着点であるからして、是非プレイすべき作品であることは確かだと僕は思っている。
以上でラストオブアスの感想を終えることにしよう。
Flashムービー黄金時代が思い出される一本―One Finger Death Punch―
小小(シャオシャオ)作品というものをご存知だろうか。
中国人の方が作ったFlashムービー作品で、ニコニコ動画が始まる前にあったいわゆるFlashムービー全盛期に流行ったもののうちの一ジャンルだ。
内容は棒人形がカンフーアクションをして多数の敵をなぎ倒していくという内容なのだが、
その流れるようなアクションや棒人間なのにリアルっぽい流血描写によって人気が出たシリーズで、本家以外にも似たような作品が別作者によって多数製作されるなどした。
それと紹介しているゲームに何の関係があるのかというと、まずは動画を観てもらいたい。
↓小小作品
↓そして本作
似ている・・・
どちらもカンフーアクションで棒人間という点で何となく似ている・・・
小小作品に影響を受けたのかどうかはよく調べてないのでわからないが、
そういった小小作品のようなスタイリッシュなアクションが楽しめるのがこのゲームの特徴だろう。
操作は極めて単純でXボタンとBボタンがそれぞれ左右の攻撃ボタンとなっているので、
敵が範囲内に入って来たら・・・
打つべし!打つべし!
たったそれだけだ。まぁリズムゲーのようにポンポンとボタンを押すゲームだ。
単純でつまらなそうにも聞こえるが、単純だからこそ面白いというものもある。
それがこの作品だとも言えるだろう。
敵にもバリエーションがあって一撃で倒される雑魚敵の他にも、
複数発攻撃を耐えたりこちらの攻撃に耐えサイドを変えてその隙に攻撃してくるカラー付きの敵、
表示されるボタンを次々に押して倒さなければならない王冠を付けた強敵もいて、
それがこのゲームの難易度を高め、やりごたえのあるものにしている。
他にもゲームを有利にするスキルや、攻撃にバリエーションを持たせたり強化する武器、
敵を吹っ飛ばすとぶっ壊れるオブジェクトも中々に気持ちいい。
ゲームもただ雑魚と戦うだけでなく、時間制限が付いたり、ライトセイバーやヌンチャクでなぎ倒すものや、敵が見えにくい雷雨のなかで戦うもの、敵の色が全部同じでカラー付きの敵がわかりにくくなるレトロフィルム風のもの、ボスと1対1で戦うものやオブジェクトを敵を吹っ飛ばして規定数壊したりするものもある。どこまで敵を倒せるか試したいという人にはサバイバルモードもある。
ステージ数もかなりのもので、僕は昨日DLして相当プレイしたと思うのだが最低難易度のSTUDENTもまだまだ先は長そうだ。インディーズゲームで配信されていてこのボリュームはかなりのものだろう。
このゲームはPCやXBIGで配信されていて、XBIGでの値段は80MSP。
興味が出た方もそうでない方もまず体験版をDLしてプレイしてみて欲しい。
Flashムービー全盛期の事が思い出されて懐かしい気持ちになれたり、その体験がなくともゲームのアクションの気持ちよさにハマるはずだ。
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